2003年後半(7-12月) 日々雑感の目次へ トップページへ
12月23日:

恒例 私の思う今年の10大ニュース

政治経済編
1 混迷が続くイラク紛争
開戦すれば泥沼化するのは目に見えていたのに、
敢えてその危険を冒した米国
 
2 増税、国民負担率底上げで悪化する生活実態
今年いちばん効いたのが、賞与からもまともに社会保険料をとられるようになったという制度改悪ですねぇ。
しかも、中途半端なところで上限が設定してあるから中堅層がいちばんきつくなってるじゃないですか。
ボーナスが一回150万、200万以上もらえる人は、多ければ多いほど負担率が下がるという逆進性の強い制度です。
 
3 米の不作、今年だけの現象でしょうか?
米の作況が悪かったですね。全国的に均してみると作況は90前後で
そんなに騒ぐほどのこともないのかもしれません。
しかし、銘柄米偏重な消費者の心理により、安定して収穫できる品種が作られなくなる傾向がありますので、
本当の飢饉のとき、はたと困ることになるのでしょう。
食糧を輸入に頼れるのもいつまでかわかりません。
 
4 埼玉の政治は変わったのか?
土屋義彦前知事は失脚したが、その娘の品子氏は衆議院選挙をからくも突破した。
衆議院総選挙に先立つ参議院補選では自民党候補が議席を獲得。
県知事選では民主党系の上田きよし氏が当選。
そうとうねじれてますね、埼玉県政は。
 埼玉県といって、1つにくくれる地域ではありませんね。
県南部は東京都民と等しい心理状態になってるし。
(品子氏の選挙区は県南といっていい越谷市が中心ですが)
得票傾向を見ると、川越以西、大宮以北は自民党がまだまだ 盤石ですね。
県民の間におたがいに反発する感情が生まれなければよいですが。
 
5 少子化に歯止めかからず
 
6 剥き出しの資本主義には疑問
 
7 「民営化原理主義」は再考すべきでは?
 
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身の回り編
1 韓国テレビドラマにはまる
発端はテレビ朝日で放映してた イブのすべて」 というメロドラマでした。
その次に見たのが、NHKBS2の 「冬のソナタ」
 
2 機械式腕時計にはまる
正確でもない、扱いもめんどうな機械式腕時計が流行ってますね。
天の邪鬼のぼくですが、どういうわけかこの流行には共感するところがありまして、
機械式腕時計を入手してみました。スイス製のなんかは上を見ればキリがないですが、
中国製セイコーなんか\5,000くらいからあります。

それでも日差数秒ですから、値段と正確さは比例しないんですよね。
単なる装飾品です。
 あのチコチコという音がいいんですね。電池式でも機械式の秒針の動きを模したものがありますが、なんか違う。まがいもの、という気がします。
こういう感覚が染みつくと、クオーツ式の時計なんかしてられなくなってしまうのです。
山仕事や、水仕事のときはしかたなくクオーツ式をしてますが。
 
3 庄内・鶴岡に墓参りに行きました
ほぼ10年ぶりになるでしょうか。山形県の日本海側、庄内地方の鶴岡市というところ(まわりくどい)に先祖の墓参りに行きました。
 
4 PHS エッヂの端末が2種類しかなくなった
必要にして十分な機能性能を持ち、それをリーズナブルな価格で提供するPHS(DDI POCKET社) の音声端末(この会社の端末はパソコンに挿して使うカード端末のほうがほとんどになってしまっている)が2種類だけになってしまいました。
過剰な機能と、性能不足の携帯電話を驚くべき高価に提供しようとする
ほかの携帯電話会社の宣伝の波に飲み込まれようとしています。
なんとか挽回することはできないのでしょうか?
 
5 DVDで映像焼き始めました
DVDを使い始めるのはまだ早いかな?と思ってましたが、
一台導入すると便利さに負けて、どんどん焼くようになってきましたね。
家電系のDVDレコーダではなく、あくまでパソコン上で焼いています。
 
6 ジェネリック医薬品を使いましょう
いまかかってる医者には止められたけれど、
ジェネリック医薬品 を半年ほど使ってみて、なんら不都合はないですよ。
ぼくの場合は、痛風、高脂血症、胃痛の3種です。
ジェネリックのおかげで薬価が3分の1になりました。
こういうものがあることを教えてくれない医者も悪いですよね。
 
7 ケーブルテレビ解約
2003年1月から\3,500が\3,980に値上げし、
不要なアニメチャンネルを3つも増やし、 11月からは朝日ニュースターを廃止して、 ディズニーチャンネルに代えるなどという、視聴者白痴化政策を 無断で行うjcomに愛想を尽かし、 解約しました。
解約料金\2,000は盗人に追銭みたいなもんで、気分悪かったけど、
毎月の\4,150課金がなくなったのはよかったです。
来春、自分で番組を選べるスカパーに加入してみようと思います。
 
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11月30日:

足利銀行はだめでしたか。H2Aロケットも空中爆発させてしまったし、
将来に光明が見えてこない日本ですね。
朝早く目がさめてNHKテレビをつけたら、イラクで日本人が二人殺された
の第一報が入っていました。日本大使館員ということですか。
自衛隊派遣というのも難しくなってきたんじゃないですか?

11月24日:

和名倉の小屋からの帰りの車中、とても大事なことをしゃべったんですよね。
整理がつかないんだけれども、書いてみることにしようかな。


つまり、都市住民はすべてのものごとを金銭で辻褄合わせようとしてるけれども、
自然相手の食糧(農林水産物)や水資源、燃料なんかは金銭では解決できない日がくる
という論旨の話でした。

ひさしぶりに「薪ストーブ」という道具を使ったんだけれども、
薪を焚くということは、二酸化炭素を減らす効果がある、という逆説的な事実も確認しました。

すなわち、

薪を焚く=>木を切る=>植林して木を育てる=>木が光合成して二酸化炭素を自分の体内に固定する

ということなのです。
薪を焚くときに発生する二酸化炭素の量<木が光合成して体内に固定する二酸化炭素の量

という式が成り立つそうで、かくして薪を焚く行為は二酸化炭素を減らすことになるのです。
11月10日:

与野党逆転はなりませんでしたね。
やっぱりイラクには金も人も出すことになるんですね。
ふーん、そういうことですか。

今回、象徴的だったのは、都市対地方の対立の構図がさらに深まったことですね。
わが埼玉県内でも、東南部は民主、北西部は自民に偏ってました。

いっそのこと、シンガポールがマラヤ連邦から独立したみたいに、
都市国家を形成するというのはどうですか?
札幌、岩手、宮城、首都圏、名古屋、大阪、福岡の飛び地国家です。

これらの地域内に還流する税金をもうけたりして。
徴税権は国家の専権だから、戦争(内戦?)になってしまいますね。


しかし、土屋品子はみそぎを済ませたことになるのか。。。。

11月9日:

9日の朝9時です。大宮は曇り空。ぜっこうの選挙日和ですね。
2chを見てたら、

http://kaz1910032.hp.infoseek.co.jp/neb140802.html

こんなのを見つけてしまいました。

消費税20%、国民負担率50%までは覚悟していたけれど、
これは強烈ですね。

しかし、立脚点となっている、税収50兆円、国家予算85兆円という
サラ金依存財政は事実ですからねー。

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つまり、バランスバジェット、収支均衡というのが
極めてIMFでは重視されるんだということを言っておりまして、
もしIMF管理下に日本が入ったとすれば、
八項目のプログラムが実行される だろうということを述べているのであります。

手元にありますが、その八項目というのは大変ショッキングであります。

公務員の総数、給料は三〇%以上カット、及びボーナスは例外なくすべてカット。

二、公務員の退職金は一切認めない、一〇〇%カット。.

年金は一律三〇%カット。国債の利払いは五年から十年間停止。

消費税を二〇%に引き上げる。

課税最低限を引き下げ、年収百万円以上から徴税を行う。

資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の五%を課税。

債券、社債については五から一五%の課税。

それから、預金については一律ペイオフを実施し、

第二段階として、預金を三〇%から四〇%カットする。

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11月3日:

さーて、9日はいよいよ衆議院総選挙ですね。
ぼくは投票日に山小屋の内装工事に行くつもりなので、
前回の参院補選のときに続き、不在者投票してきてしまいました。

誰に投票したか、って? そりゃ、破滅願望のあるぼくですから...
想像してみてください。


高速道路の料金無料化をうたってる政党もありますが、
最近、関越自動車道と中央自動車道の上り線を走る機会があって
週末に、人のクルマに乗せてもらったんですが、
料金が高い高いと言われてる今でも この大渋滞なのに、
料金無料となったら、どんなに渋滞がひどくなるのか
予測してるのかね? と思ってしまいます。

こういうのをポピュリズムっていうんですかね?

それと、高速道路の料金を無料化すると、 相対的に公共交通機関の利用料が高くなることになりますね。
この政党も公共交通機関にモーダルシフトさせようともくろんでいるのに、 やろうとしていることが逆なんじゃないでしょうか?
それとも、高速道路の料金無料化にあわせて、 公共交通機関(鉄道、バス、飛行機、船)の利用料金を値下げ・無料化 するんでしょうかね?

それに、既存高速道路の維持費を税金から出させるのには納得いかないなあ。

いろいろと矛盾を感じる、マニフェストなのでした。

年金問題も非常に気になります。
それらについては、9日までの間のどこかで書こうと思います。
10月29日:

「トラ・トラ・ライオン」(サミュエル ライダー著 マガジンハウス)という ベストセラー経済書を読んだのだが、
これに書いてあるように、中国が発端となる食糧危機というのは
ほんとうにやってくるんだろうかね?

ここ1週間ほど、アメリカ加洲の山火事が消えないそうだけれど、
これも自然からのしっぺ返しかもしれないね。
シュワちゃん知事の初仕事になる、というわけだ。

他人の国のことはおいても、自分のための食糧は確保しなければならない。
ひもじく過ごしたことのない我々は、いざほんとうの飢餓に見舞われたら
パニックになるだろうな。
すぐに買い占め騒ぎを起こす国民性だからな。
米が不作だからといって、米泥棒が続発するんだから。

やはり、都会のアスファルトをひっぺがしてサツマイモを育てるのが
順当なんじゃないだろうか?

まずは、素人仕事でも手をつけてみなければ。


9月4日:

だいぶピンぼけですが、埼玉県知事選についてなど。

意外なことに上田清司が勝ちました。
埼玉県は保守地盤のはずだったんですが、国会議員選挙とは違って

県内人くくりですから、人口の多い県南都市部(=革新地盤)の
影響が色濃くでた、というところですね。

県北西部、郡部では、島津候補の得票が上田を上回っていましたから、
有権者の投票行動は、国会議員選のときと変わっていなかったのだと思います。

板東候補の得票が伸びなかったのは、やはり役人臭さが女性パワーよりも
まさってしまったからですかね? よくわかりませんが。


 さて、しばらくの間は上田県政のお手並み拝見といったところです。
かなりの緊縮財政になるのでしょう。
 早くも 埼玉高速鉄道の3セク化などを言い出してますね。

県職員の年収2割カットなどは、当たり前の施策だと思います。

 それと注目すべきは、住基ネットからの離脱をほのめかしていることですね。
これは長野県の田中知事に影響されたのかな?

ぼくは、住基ネットのことをまるきり信頼してないので、
早いところ離脱してしまったほうがいいと思っています。

8月27日:

山形の旅から帰ってきたところです。
あちらでも雨模様の天気でしたが、関東も雨ですね。
ことしは夏がなかったような感じです。

さて、今週末は埼玉県知事選。
主立ったところでは、島津昭、坂東真理子、上田清司というところでしょうか?
板東と上田がただでさえ少ない革新票を奪い合って、
保守の島津が漁夫の利を得る、という結果を予想しているのですが。

島津がことさら 庶民派を強調しているところに違和感がある。


7月16日:

長崎男児殺害:少年実像、おぼろげに浮かぶ(毎日新聞:7月16日)
被害者の(殺害された)幼児を裸にした、というのは
加害者が親にされたことを、なぞっていたのですね。

では、ハサミによる凶行も、親の行為のまねなのか?

親が自分のこどもに干渉しすぎる、というのは、
親にとっては客観的に認識しづらいところがあるのかもしれない。

「過干渉」であることを指摘できる第3者がいればいいのだが。
他人のプライバシーに立ち入らない、という常識ができあがってしまってますからね。

今後も同様の事件は発生するのでしょうね。

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週間文春 (7/24号)の見出しもすごいけどね。

告発キャンペーン2
公務員の給料高すぎる
参院議員運転手年収915万円・タクシー運転手334万円

たしかに言われればそうだよな、とは思う。
参院議員運転手とタクシー運転手、どちらの給料が異常なのかというと、
どっちとも言い切れない。いや、付加価値から考えると
参院議員運転手のほうが、タクシー運転手のほうに収斂していくのがスジかと思う。

類似職種で、年収差が大きい極端な例なんでしょうね。


7月14日:

最新判決情報

MTCIの社長が24億だまし取ったかどで懲役2年か。。。。

都銀や生保の役員が国民からだましとった金は、、、
その1,000倍以上じゃないの?
そんな外道がどうしていまでも娑婆の空気を吸ってられるのか?

犯罪ははでにやったほうが罰せられない、っていうことなのか?
いや、いちど、エスタブリッシュメントの階層に上り詰めると、
司法も甘くなるということの現れなんだろう。

「法の前に人は平等」なんてうそっぱちだね。


いろんな判決がでていますが、冤罪の場合の国や自治体の賠償額は 雀の涙だね。
 大学教授の職を追われた人だって、300万円くらいしか 補償されないんだから。
いったい、冤罪だったからといって、復職できるもんなんだろうか?
その辺、追跡調査してもらいたい。

7月13日:

土屋知事側に4000万円 後援企業、裏金の疑い浮上 (朝日新聞 7/12(土)午後の報道) だとか。
(<=土曜の夕刊には間に合わなかった)
けっこう展開が速いです。これは、土屋義彦氏本人への疑いのほうが本筋とういことになってきていることの現れでしょうか?
いままで娘を悪者にしていたけれど、娘にすべての罪をかぶせて自らは逃げ切ろうという
とんでもない父親ということ?

長たる者の仕業ではありませんね。こんなことしてるから、ダサイタマなどと揶揄されるんですかね?

7月12日:
 土屋義彦 埼玉県知事が辞意表明

昨日、長女が逮捕されたと思ったら、引き続き本人のいる
知事室等にも検察が入り始めたとか。
このへんの素早い動き、今回は検察も自信をもっていることの現れでしょうか?

 そして、12日 土曜の朝刊の一面トップに「土屋義彦 埼玉県知事が辞意表明」
とでていました。
もう観念したということでしょうか?
しかし、検察は捜査の手をゆるめず、 国会は証人喚問に招請するなどしてほしいですね。
これはぜひ。

「辞意を表明」したということは、近々 知事選が行われますね。
自民党は誰をたててくるだろうか? 神奈川県と違って、保守地盤ですからねぇ。
そこそこまともな候補がたてば、うまく世代交代できるのでしょうね。
まかり間違って革新県政になったりすると、土屋県政三代の旧悪が暴かれてしまいますね。
しかし、秩父のさくら湖(浦山ダム:秩父市)と桃湖(合角(かっかく)ダム:吉田町) の名前は残るんだよね。
いや、土屋家が県政の頂点から去ったら単にダム名で呼ばれることになるのかな?

 まだ情報が少ないのでこのくらいしか書けませんが、
おいおい書き足していきたいと思います。

7月2日:
 自民党の少子化問題調査会での森 前首相の発言について

同会長の森 喜朗 前首相の発言(主旨)
「社会福祉というのは、こどもを生んで育てた女性に対する
感謝からしていることであって、
こどもを生まないで人生を謳歌してきた女性のためのものではない」
とテレビでやってました。
ふだんからろくなこと言わない森 前首相ですが、
党内の内輪の会の席上とはいえ、こんなこと言うなんて。

この日の会には、6月26日、鹿児島市内全国私立幼稚園連合会の公開討論会の席上で
「集団レイプをする人は、まだ元気があっていいんじゃないですかね。まだ正常に近い」
と発言して物議を醸した自民党、太田誠一議員も顔を連ねておりました。
また、26日にもいた橋本聖子議員も出席していて、
26日に続き、森 前首相の意見について発言を避けていました。


いったい、この少子化問題調査会という組織はまともに機能しているんでしょうか?
森氏のこの発言が呼び水となって、議論百出したんだろうか?
この会の様子を知りたいものだが。

森 前首相の発言について、新聞などの情報ソースが見つからない。
ましてや自民党のページにはでてこない。
どうも、こういうときインターネットのもどかしさを痛感するね。

100歩ゆずって、森氏の発言に理屈が通るように考えてみよう。

いま、社会福祉(この場合、老人福祉・介護ですね)にかける原資が
枯渇しているわけです。
そこで、政府としては、社会福祉の範囲をいままでより限定していきたい、
という意思をもっている。

そこで、限定の対象となるのが、こどもを生まず・育てなかった人(性別にかかわらず)
女性のうちでは、生む能力があるのに、生まない人生を選んだ人
(<=この規定には、個人の人生観に踏み込む問題点があると認識しつつ)


おそらく、社会福祉の対象から外す人を選ぶとき紛糾するはずなので、
そこのところについて、じっくり議論すればいいのじゃないかと思う。


このくらいの論陣を張れないのか?!
かりにも一国の首相にまで登り詰めた、国政の「政治家」なんだろうが。


ところで、「少子化問題調査会」

太田誠一行革本部長  集団レイプに「まだ元気があるからいい」
少子化問題についてのひとりごと

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